ソニー銀行では2025年5月のサービスリニューアル以降、少額から外貨預金の取引ができるようになりました。変更点はこちらの2つ!
1.外貨定期の最低預入額が1,000円に!
2.指値の最低申込額が1,000円に!
今回の記事では、それぞれがどれくらいのお客さまにご利用いただいているかをご紹介します。
1.外貨定期預金の最低預入額が1,000円に!
外貨定期預金の最低預入金額を10万円から1,000円に引下げました。たとえば米ドル定期預金なら、1,000円以上もしくは10米ドル以上から利用できます。
流動性が高く、取引量が多い米ドルは、ソニー銀行でも人気が高く、多くのお客さまが米ドル定期預金を利用しています。サービスリニューアル以降の2025年6月~2025年9月における米ドル定期預金の申込額レンジ別シェアは、次の通りです。
米ドル定期預金の申込額レンジ別シェア

| 1万円未満 | 9% |
| 1万円以上10万円未満 | 11% |
| 10万円以上 | 80% |
およそ20%が10万円未満の申込となっており、うち約半分は1万円未満の少額取引であることがわかります。最低預入額が下がったことで、外貨定期預金を始めるハードルが下がったお客さまもいるのではないでしょうか。
2.指値の最低申込額が1,000円に!
外貨定期預金同様に、指値の最低申込金額も日本円で10万円から1,000円に引下げました。
指値とは、指定したレートで外貨の購入・売却ができるサービスです。指定したレートに到達すれば自動的に売買が成立するので、為替レートをずっと見ていなくても希望のレートになったタイミングで取引できる点がメリットです。
たとえば、現在のレートが147円だとします。145円まで下がったら買いたいと考えた場合には、指値を145円に設定します。指値の有効期限内に145円になれば購入が成立しますし、ならなければ取引は不成立となります。
もちろん外貨を売却する際にも、指値は利用できます。

指値取引も、米ドルで利用状況を見てみましょう。
サービスリニューアル後の2025年6月~2025年9月に米ドルを購入する際に指値を利用している申込件数のうち、10万円未満の割合は次のようになっています。
指値取引の申込額レンジ別シェア

| 1万円未満 | 5% |
| 1万円以上10万円未満 | 18% |
| 10万円以上 | 77% |
約23%が10万円未満の指値申込です。最低申込額が引下げられたことで、外貨預金の活用の幅が広がったのではないでしょうか。
指値について詳しく知りたいかたは「指値でのお取引」をご覧ください。
指値でのお取引
外貨は初めてというかたでも、少額であれば不安な気持ちも少ないかもしれません。
今後の海外旅行に向けた資金の準備や資産運用の手段のひとつとして、外貨預金を始めてみませんか。